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みんなのふくし8月分 目次

けやきの風景

保健福祉センターけやきでは、高齢者の健康と生きがい対策事業として平成11年度から様々な講座(けやき講座)を開催して来ました。

今では10種類の講座タイトルがあり、会員登録数も約500名、毎月延べ19日間開催しています。

今回は、田中勝二先生の「伊勢型紙教室」(写真:上)と横山紀江子先生の「健康ヨガ教室」(写真:左)の風景をご紹介します。

伊勢型紙を彫っている様子、細い小刀などで少しづつ少しづつ彫っていきます。

伊勢型紙作品:花(カキツバタ?ハナショウブ?)と蝶

伊勢型紙作品:ふくろうの家族

伊勢型紙作品;金魚鉢に金魚、風鈴と涼しげです。

健康ヨガ教室の様子、広い教室にマットをひいて行います。正座状に座り、手を背中の後ろで組んで状態反らし

健康ヨガ教室の様子、胡坐状から片足を伸ばし前屈。

今月のデータ

町総人口 40043
世帯数 13790
65歳以上人口 7862
高齢化率 0.196
年少人口(14才以下) 6398
年少人口率 0.16
一人暮らし老人数 417
寝たきり老人数 72
障害者手帳保持者数 1604

遠い町から子どもたちのメッセージ

兵庫県但馬地方にある美方郡香美町。 6619世帯、21179人(H18年6月現在)が暮らす町から届いた小さなメッセージが、菰野町と香美町との心のふれあいのきっかけを作りました。

偶然拾った風船から交流が生まれました

潤田で「菰野植木センター」を営む柴田勝さんは、けやき福祉公園南の三滝川堤防の草刈や、ひまわりの花を植えたりする作業のボランティア活動を行っています。

そんな柴田さんが6月の中頃、ボランティアで堤防の草刈をしていた時、草の中にしぼんだ水色の物が落ちているのを見つけました。

「またゴミが落ちとる!」と拾い上げた物は、水色の風船。よく見ると、紐の先には何やらビニールにくるまれた札のようなものが付いていて字が書いてありました。札には、「拾った方はお便りください」と書かれ、住所、学校名、名前が書いてあったそうです。

柴田さんは、風船の落ちていた現場写真とひまわりの種、そして柴田さんが行っているボランティアのことなどを書いた手紙を学校に送りました。

柴田さんからの手紙は、小学校の掲示板に掲示され、1番遠くから返事が届いた航大くんも、とても喜んでいます。

遠くまで届いたよ

風船の主は、航大くん(小学4年生)。 航大くんの通う小学校の記念行事として、併設の幼稚園児16名と共に、149個の風船に思いおもいの願いを書き込んだメッセージを付けて、大空へと飛ばしました。

風船を拾ってくれた方から届いた返事は、香美町の2つ隣にある朝来市の2名と菰野町の柴田さんの3名。

「“遠くまで飛んでくれ”という気持ちで飛ばしました」と言う航大くんですが、三重県の北部に位置する「菰野町」まで飛んでいったことに、驚いたようです。

菰野町にも行ってみたいです

航大くんのお父さんも、今回の柴田さんとの出会いを大変喜んでくれています。お父さんは学生時代、名古屋の郊外に下宿しており、帰省の時などは三重県から滋賀県へと国道1号線をバイクで走ったそうです。そんな思い出もあり、三重県の地図には懐かしい地名もいくつかあるようで、 お父さんは、「航大をバイクに乗せて同じ道を走りたい」という夢を持っているそうです。

「夏休みにはみんなでこもの町に行ってみたいと思います」と手紙をくれた航大くん。これからも元気に、ボランティア活動も勉強も頑張ってください。

航大くんは、ボランティアクラブに入っていて、清掃活動や車椅子体験など、頑張って活動しています。同じようにボランティア活動をされている柴田さんとの出会いが励みとなり「これからもいろんなボランティアをしていきたいです」と、お手紙をくれました。

航大くんからの手紙そのいち航大くんからの手紙そのに

手話通訳者養成講座・要約筆記奉仕員養成講座 受講生募集

災害情報や行政サービス情報、医療や暮らしなど様々な面で、聴覚に障害のある方々の社会参加における「情報補償」の必要性に対する認識が深まってきている中、聴覚に障害がある方々への情報伝達手段として、要約筆記及び手話通訳の必要性が高まってきています。

県の事業で行われてきた「通訳者派遣制度」も平成19年には市町村委譲される見通しで、菰野町においても、要約筆記奉仕員及び手話通訳者の人材育成と確保が求められてきています。

そこで菰野町では、これらの通訳活動を行ってもらう人材の育成を目的に「要約筆記奉仕員養成講座」と「手話通訳者養成講座」を開催いたします。

手話通訳者養成講座

この講座は、資格取得を目指し、三重県B級手話通訳者認定試験及び手話通訳者全国統一試験の合格を目指す講座として開催します。

日程 9月6日(水曜日)開始、毎週水曜日9時から16時
25回講座
ところ 保健福祉センターけやき
受講料1000円
※別途テキスト代が必要です
対象 町内に住所のある方で、手話により特定の聴覚障害者と日常会話程度が可能な方で、全日程の70%以上出席できる方。
申込み お申込みは、担当者(荒木)までお問い合わせください。
締切 8月21日(月曜日)まで

詳細は、担当者(荒木)までお問い合わせください。

要約筆記奉仕員養成講座

この講座は、「(社)全国難聴者・中途失聴団体連合会、全国要約筆記問題研究会」の両団体合同案として示されたカリキュラムに基づき実施し、全過程を修了し県に登録することで要約筆記奉仕員として通訳活動をすることが出来ます。

日程 8月12日(土曜日)から平成19年2月24日(土曜日)、14回講座、10時から15時
ところ 保健福祉センターけやき
受講料 1000円 ※別途テキスト代2000円が必要です
対象 町内に住所のある方で、全日程の80%以上出席できる方。
締切 8月9日(水)

詳細は、担当者(松尾みちひろ)までお問い合わせください。

協力 三重県難聴・中途失聴者協会
申込・問合せ 社会福祉協議会
主催 菰野町社会福祉協議会
三重県要約筆記奉仕員連絡協議会
電話394-1294
共催 菰野町役場 福祉課
三重県聴覚障害者協会(健康管理委員会・講師団)FAX394-3422

菰野町訪問介護員(2級課程)養成講座受講生追加募集

菰野町社会福祉協議会では、ホームヘルパー(2級課程)養成講座の追加募集を行います。

日程

下線の日は13時から、四角囲みの日は10時からです。それ以外は18時からです。

9月2日(土曜日) 13:00開講
9月6日、8日、13日、15日は13時から、20日、22日、27日、29日、30日は13時から
10月4日、6日、11日、13日は13時から、18日、20日、25日、28日は10時から
11月1日、8日、10日、22日、25日は10時から、29日
12月1日、8日、9日は13時から、13日、15日

上記以外に実習4日間が必要です。

申込み

8月21日(月曜日)までです。 詳細は、菰野町社会福祉協議会(担当:荒木又は秋山)、電話394-1294へお問い合わせください。

女性の悩み相談

「DV防止法」を知ってますか?

正式名称は「配偶者からの暴力の防止、及び、被害者の保護に関する法律」と言われ、人権侵害や性差別から女性を守るために国際社会の認識を受け入れて生まれたものです。三泗地域では、 このような「女性の悩み相談」の窓口として、三重県四日市保健福祉事務所に婦人相談業務の窓口が設置され、1名の婦人相談員が対応しています。悩みごとがあるときは、一人で悩まずいつでもご相談ください

たとえば、こんなとき・・・

  • ○夫婦、親子、嫁姑、親族間のことでお悩みの方
  • ○パートナーからの暴力(DV)にお悩みの方
  • ○結婚、離婚や異性間のことでお悩みの方
  • ○近隣、職場などでの対人関係でお悩みの方
相談日時月曜日・水曜日・金曜日の9時から16時
相談方法電話 059-352-0557又は面接
費用費用は無料です
秘密保持秘密は必ず守ります

四日市保健福祉事務所
四日市市新正4-21-5
四日市南警察署向かいの三重県四日市庁舎内

第18回社会福祉大会 昇幹夫氏来演

日頃の福祉活動に対する功労や功績を讃える社会福祉大会が、下記のとおり開催されます。

第2部では、記念講演も行いますので、多数ご来場ください。

期日9月3日(日曜日)13時開会
場所町民センターホール

第2部記念講演

昇幹夫(のぼりみきお)氏 〜笑う門には、ラッキー・カム・カム〜

「元気で長生き研究所」所長、「日本笑い学会」副会長

九州大学医学部卒業後、99年に年間1000名の出産を取り扱う病院を退職。産婦人科診療を続けながら「日本笑い学会」副会長として笑いの医学的効用を研究。また「元気で長生き研究所」副所長として長生きの秘訣を説き、全国を講演活動中。 「おもいッきりテレビ」にも出演するなど、テレビ・ラジオでも活躍中。

障害者自立支援法説明会で事例発表

7月9日(日曜日)、菰野町役場庁舎にて「障害者自立支援法」についての説明会が開催されました。利用者負担の問題や今後もサービス利用ができるのかなど、不安の声が聞かれる中、2006年10月から始まる新体系の内容についての説明がありました。

県障害福祉室からスライドショーによる支給基準の説明などがありました。

今回は、ホームヘルプサービスを使い、社会参加と自立に向けた取り組みの事例発表として、利用者へのインタビューも行われました。

インタビューに応えてくれたのは、四日市の養護学校に通う古舘さん。古舘さんは、けやきのデイサービスに通い「人とのふれあいや作業などを積極的・主体的にできるようにし、社会参加と自立に向けた訓練としたい」との希望により、ホームヘルプサービスの利用を始めました。

けやきと自宅間のバス利用、けやきのデーサービスでのお茶出しや利用者とのコミュニケーションなど、最初は母親やヘルパーが指導してもなかなか出来ませんでしたが、半年間のヘルパー利用で、今では1人でバスに乗れるようになり、けやきでも主体的に利用者の方とコミュニケーションがとれるようになりました。

今は、サッカー部にも所属し、県の選抜チームにも選ばれ、津市まで1人で練習や試合にも参加しています。

子育てChu!

〜子育てリレーエッセイ[41]〜

高垣さん

我が家の子ども達は小学1年生のしっかり者のお兄ちゃんと、幼稚園年中のお母さん子で頑固な弟の2人です。2人とも4月から新生活が始まりました。お兄ちゃんは毎日1時間近くかかる通学路を苦にせず通い、今はプールの授業が楽しみで仕方ない様子を見ると、ホッとひと安心。弟は意外にも朝、幼稚園に着くと「お母さん、バイバイ」とすんなり離れてくれて、きっと大泣きするだろうと思っていたこっちは拍子抜け。だけどその反動か家に帰って来てからは「お母さん、お母さん」とまたまたべったり。

この2人、最近は一緒にいると仲良くしている時よりも、ケンカしている時の方が多くて困りものです。弟は兄の宿題の邪魔をし、それに腹を立てた兄は大きな声で怒る。しばらく放っておくのですが、あんまり長引く時は母の私も大声で「いい加減にしなさーい」と怒り、収拾がつかなくなる時も…。子どもが産まれるまではほとんど大声で怒鳴るなんてことはなっかった私が、今ではほぼ毎日大声を張り上げて怒っています。

最近、「自分の子育て、これでいいのかな?」、「うまく子ども達は育っているのかな?」とよく考えます。子育てって本当に正解がなくて、子ども1人1人接し方を考えていかないといけないものだと痛感しています。それゆえ、すごく難しい。毎晩2人の子ども達の寝顔を見るといろんな思いが頭をめぐります。「今日は怒りすぎてごめんね…」とか「今日はお手伝いしてくれて助かったよ」とか「大きくなったらケンカ程ほどの仲の良い兄弟になってね。」とか。どんなに怒って嫌な思いをさせても、やっぱりお母さん、お母さんと言って来てくれる2人が大好きで、とても大切です。

ベビーマッサージ体験

親子の絆を深めるスキンシップの一つの方法として「ベビーマッサージ」を体験してみませんか?お父さんの参加も歓迎します。

とき9月8日(金曜日) 10時から11時15分
ところ保健福祉センターけやき2階健診コーナー
内容マッサージオイルを使用してインストラクター指導のもとマッサージ。保健師による身体測定、育児相談
対象生後2ヶ月〜まだハイハイしていない赤ちゃん
定員親子30組、8月17日(木)から受付開始し定員になり次第締め切ります。
参加費500円(オイル代)
持ち物大きめのバスタオル・ハンドタオル各1枚、母子手帳
※保護者の方は、汚れてもいい服装でお越しください。

この事業は、皆さんから寄せられた赤い羽根共同募金の配分金事業で実施いたします。

みんなで作ろう!地域の子育てサロン、8月の日程

子育てサロン日程(8月)
菰野 8月4日(金曜日) 9時30分から11時30分 菰野保育園
鵜川原 8月10日(木曜日)、8月23日(水曜日) 10時00分から11時30分 鵜川原コミセン
竹永 8月3日(木曜日)、8月9日(水曜日)、
8月25日(金曜日)
10時00分から12時00分 竹永コミセン
千種 8月2日(水曜日)、8月18日(金曜日) 9時30分から11時30分 農村センター
*朝上 ⇒8月はお休みです。

温かい善意

6月14日杉江開様(青葉町)100000円
7月4日中川順二様(菰野)50000円
7月10日進士克敏様(小島)100000円

社会福祉協議会(保健福祉センターけやき内)では、善意の御寄付をお待ちしています。ご寄付についてのお尋ねは、059-394-1294までご連絡ください。

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