みんなのふくし2月分 目次
菰野町では2007年度に総額5,534,760円の赤い羽根共同募金(歳末助け合い募金を含む)のご協力をいただきました
1951年に共同募金が法制化され「地域福祉推進」の資金として活用されています。集まった寄付金はその県内で使途が決められ、市町の社会福祉協議会やさまざまな福祉活動団体に配分されます。
また共同募金は地域に役立てる配分を行なうため事前に地域内の福祉ニーズ(配分金の使途)を取りまとめて使い道を明確にし行なう「計画募金」です。そのため募金の際には地域に必要な「募金目標額」をお示し協力を呼びかけています。
項目 | 当月値 | 前月比 | 前月値 |
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町総人口 | 40,466人 | (↑) | 40,425 |
世帯数 | 14,219世帯 | (↑) | 14,200 |
65歳以上人口 | 8,245人 | (↑) | 8,235 |
高齢化率 | 20.4% | (→) | 20.4 |
年少人口(14才以下) | 6,336人 | (↑) | 6,333 |
年少人口率 | 15.7% | (→) | 15.7 |
一人暮らし老人数 | 473人 | (↑) | 468 |
寝たきり老人数 | 58人 | (→) | 58 |
障害者手帳保持者数 | 1,700人 | (↑) | 1,704 |
社会福祉協議会では、民生委員・児童委員及び菰野町民生委員協議会の事務局業務を行なっています。昨年11月末は3年毎の全国一斉の改選が行なわれましたので、今回は「民生委員・児童委員って知っていますか?」をテーマにご紹介します。
民生委員・児童委員(以下、「民生委員」と言います。)は、社会奉仕の精神をもって、地域に密着し住民の抱える諸問題に関する相談と必要な援助を行なう奉仕活動をされる方々で、厚生労働大臣から委嘱を受けた方々です。
その身分は「無報酬の非常勤特別職の地方公務員」と解され、推薦や委嘱に関しては「民生委員法第5条」と「児童福祉法第6条」で定められています。また、児童福祉法に「民生委員法(中略)による民生委員は、児童委員に充てられたものとする」と謳われ、「民生委員=児童委員」の役割が規定されています。
民生委員の役割は「住民への支援」、児童委員としては「児童及び妊産婦への支援」が示されており、まさに児童問題から高齢者問題まで、老若男女を問わず地域住民のための「地域に根ざした奉仕者」として、活動を行なっています。また、民生委員や児童委員活動よりも、「児童の福祉に関する機関と児童委員との連絡調整」及び「児童委員の活動に対する援助及び協力」を専門的に取り組む役割として、「主任児童委員」が置かれています。
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昭和35年に公募で選ばれた幸せのシンボルの「四葉のクローバ」と、「民生」の「み」の字と児童委員を示す「双葉」を使い、平和のシンボルの「鳩」をかたどって作られた図柄です。 |
民生委員は、菰野町内の各地区から(38地区)区長の推薦を受け、町民生委員推薦会が県知事に推薦し厚生労働大臣から委嘱を受けた方々です。その数は、民生委員は町規模では「70〜200世帯に1人」、主任児童委員は「民生委員定数40人以上の民生委員協議会では3人」と、その目安が示されており、菰野町の場合も地域の状況を配慮しながら、「おおよそ200世帯に1人」の割合で民生委員が配置され、主任児童委員は、各小学校区に1名の計5名が配置されています。
また、平成19年11月30日で3年の任期が満了となり、平成19年12月1日から平成22年11月30日までの任期で、昨年より1名増員の75名の新しい民生委員が委嘱を受けられました。
※新しい委員の方々につきましては、「広報こもの1月号」で紹介されています。
平成19年12月に新しい民生委員・児童委員の皆さんの顔ぶれ が揃い、引き続き菰野町民生委員児童委員協議会の会長に就任いた しました。
民生委員の活動内容も時代の移り変わりとともに、広範囲にわたり多様化してきました。
そんな中で、民生委員児童委員は常に住民の立場に立って相談に応じ、地域の福祉問題を地域住民 の方々と解決に向け、協力しながら活動していきます。
菰野町民生委員児童委員協議会 会長 小林周平(大羽根園)
民生委員制度は、大正6(1917)年に岡山県で発足した「済世顧問制度」などがその源であるといわれ、2007年は制度創設90周年記念の年でした。
そこで菰野町民児協では、全国民児協が記念事業の一つとして展開する「民生委員・児童委員発災害時一人も見逃さない運動」に積極的に取り組み、各地区で災害時の民生委員の取り組みや地域のネットワークについての講演などを実施しています。この取り組みは全民児協の発行する「実践の手引き」にも取り上げられ紹介されました。
福祉や社会保障の制度には様々な制度がありますが、国民の権利として保障されている「生活保護」についてご紹介します。
生活保護とは、「国で定める最低生活費を下回る場合に、足りない部分について保障する」制度で、働いているかどうかにかかわりなく、国民のだれもが経済的に生活に困ったとき、憲法第25条や生活保護法などにもとづいて権利として保障・請求できる制度です。
生活保護法に「保護は、生活に困窮する者が、その利用し得る資産、能力その他あらゆるものを、その最低限度の生活の維持のために活用する」「扶養義務者の扶養及び他の法律に定める扶助は、すべてこの法律による保護に優先」と示されているように、「自分でできること(働ける人は働く、資産価値のあるものは処分する、援助できる身内がいればその人に援助を求める、利用できる制度があればまず利用する)はすべてやった上で、それでも生活の目処が立たないときに、はじめて適用される」とされています。
生活保護は世帯を単位として適用されますので、給与、年金、各種福祉手当、仕送りなどの世帯の総収入を合計して算出します。また借金や生計を担う者が家に金を入れてくれないといったようなケースでは、保護は認められないことになります。
ただし、(5)〜(7)は臨時的に必要になるものですので、(1)〜(4)及び(8)の合計が最低生活費として扶助されることになります。
生活保護を申請される方の状況は様々で、誰も彼も何もかもを同じ基準で判断する事はできません。また不正受給、違法に保護申請の受け取りを拒否する水際作戦や保護水準や格差の問題などもあり、少子高齢化の時代においては、ますます地域住民の支えあいと理解が求められています。
結婚を機に、空気がおいしい菰野に住み始めて10年目を迎えようとしています。
私は菰野に来る2年ほど前に突然、原因不明の脳炎になり、その後、膠原病と診断され、入退院を繰り返していました。治らない病気、大量のステロイド、体がだるく不安な毎日。そんな中、ある方から、「先を明るく見ていこうよ。大丈夫、必ず道は開ける」と。涙がこぼれました。こんな私でも未来があると。できなくなった事ばかりにとらわれ、悶々としていたとき、この病気も私の一部だと思うと、自分にやさしくなれました。生かされている自分であると思うとき、いろんなことに感謝がわいてくるんですね。
発病当時は不可能と言われていた妊娠、出産も、7年目にして無事男の子を授かりました。そして、今息子から、小さな幸せをいっぱいもらっている毎日です。
先日、やっと話しはじめた2歳半の息子が、帰り際に突然、「ぼちぼち、いこかあ〜」と。息子からの関西弁は、ほのぼのと可愛らしくも感じます。もたもたしていた私たちに「そろそろ、いこうよ」とのことですが、どこで覚えたのか?実は、伊賀出身の私と、大阪生まれ奈良育ちの主人の影響。家の中では、「ちゃう、ちゃう。そーなん?えーやん。ほんまにぃ。」などなど。
しかし、今後、子ども社会でちゃんと馴染んで話せるのかと、親ばかな心配をしてみたり。まあ、子どもの適応力に任せておきましょう。菰野弁は、初心者の私です。
育児がますます楽しくなるように子育て中のお父さん、お母さんの仲間作りを応援します!
地区 | 日程 | 時間 | 場所 |
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菰野(ヤッホー) | 2月1日(金曜日)、20日(水曜日) | 9時30分から11時30分 | 菰野コミセン |
鵜川原(うきうき) | 2月14日(木曜日)、27日(水曜日) | 10時00分から11時30分 | 鵜川原コミセン |
竹永(ふわふわ) | 2月13日(水曜日) | 10時00分から12時00分 | 竹永コミセン |
2月7日(木曜日)、22日(金曜日) | 10時00分から12時00分 | 竹永学童クラブ | |
朝上(きら☆きら) | 2月7日(木曜日)、28日(木曜日) | 10時00分から11時30分 | 朝上学童クラブ |
2月14日(木曜日)、21日(木曜日) | 10時00分から11時30分 | 朝上コミセン | |
千種(あい・アイ) | 2月6日(水曜日)、20日(水曜日) | 9時30分から11時30分 | 農環センター |
(コミュニティーセンター [略]コミセン)
※日程は変更される場合があります。また、持ち物についても防災無線でお確かめください。
※子育てサロンのお問い合わせは社会福祉協議会(電話394-1294)までお願いします。
菰野町ファミリー・サポート・センターでは、子育て応援の支援会員「サポート会員」の育成を行なっています。子育てを助けて欲しい依頼会員は98名にのぼり、ひと月の活動実績は約80件にもなります。 これらの支援活動を支えるサポート会員の講習会を開催しますので、関心のある方は是非ご参加ください。
3月4日(火曜日) | 9時30分〜10時00分 | 菰野町の子育て支援事業について |
10時00分〜12時00分 | サポートセンターとしてスタートするために | |
3月7日(金曜日) | 9時00分〜11時00分 | 救命救急法 |
11時00分〜12時30分 | 保育の心・子どもの遊び | |
3月13日(木曜日) | 9時30分〜11時30分 | 心の発達とその問題 |
11時30分〜12時00分 | 事務手続き |
対象者: | 菰野町に在住する20歳以上の方で、受講後サポート会員として登録いただける方 |
場所: | 菰野町保健福祉センターけやき |
受講料: | 無料 ※テキスト代2,000円は実費負担 |
申込先: | 菰野町社会福祉協議会 電話 394-1294 |
締切り: | 平成20年2月25日(月) |
託児: | 受講中託児を希望される方は申込時にお申し出ください。 |
下記の皆様から温かいご寄付を賜りました。寄付金や頂いた品はボランティア活動等の地域福祉活動等に活用させていただきます。
19年12月 5日 | ダスキンこもの支店 様 | 5,000円 |
12月10日 | 山川保男 様(永井) | 50,000円 |
12月10日 | 三重県遊技業協同組合四日市西支部 様 | 43,800円 |
12月12日 | おにぎりの桃太郎菰野店 様 | 12,604円 |
12月17日 | (社)三重県建築士会三泗支部 様 | 20,000円 |
12月21日 | 菰野町商工会女性部 様 | 30,000円 |
12月27日 | 匿名 | 10,000円 |
20年 1月 4日 | 裏政喜代子 様(千草) | 20,000円 |
社会福祉協議会(保健福祉センターけやき内)では、善意のご寄付をお待ちしています。ご寄付についてのお尋ねは、電話 394-1294までご連絡ください。