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みんなのふくし3月分 目次

けやきの風景

人 と 人ポッカポカ

子育て支援センター

けやき2階の子育て支援センターは、親子が自由に遊べる場として施設開放しています。ボールプールや滑り台、おもちゃもたくさんあって楽しく遊べます。利用できる方は菰野町在住の0歳から就学前の乳幼児で、保護者の同伴が必要です。

ボールプールや滑り台などがたくさんあります。

大きな滑り台がある広いスペースで伸び伸びと遊べます

子どもの年齢に合わせたおもちゃがいっぱいです

思い思いのびのび遊んでいます。

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今月のデータ

20年2月1日現在
項目 当月値 前月比
町総人口 40,517人 (↑)
世帯数 14,253世帯 (↑)
65歳以上人口 8,295人 (↑)
高齢化率 20.5% (↑)
年少人口(14才以下) 6,338人 (↑)
年少人口率 15.6% (↓)
一人暮らし老人数 474人 (↑)
寝たきり老人数 56人 (↓)
障害者手帳保持者数 1,703人 (↑)

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高齢者 GyaKuTaI

虐待とは

虐待とは、自分よりも弱い立場又は保護してあげなければならない相手などに対して、暴力や放置・無視などを行うことを指します。

一言に「虐待」と言っても、対象や種類や程度も様々で、その要因にも複雑な事情等があり、虐待にあたるのかあたらないのか判断するのが難しいケースもありますが、いわゆる「高齢者虐待防止法」「DV防止法」「児童虐待防止法」などが制定され、虐待に関する考え方や法的対応また国民の義務なども定められてきました。

今、高齢者虐待・児童虐待などが大きな社会問題となっています。そして地域社会でも、虐待を未然に防ぎ、深刻化させないための取り組みがすすめられています。

菰野町でも「虐待ではないだろうか?」というような通報や相談に速やかに対応したり、できるだけ早期に発見し、関係機関に繋げたり連携を取りながら、虐待を防止し見逃さないための取り組みが行われています。 今回は、特に「高齢者虐待」について考えてみたいと思います。

虐待とはどんなことを指すのでしょう

  • ・相手に身体的暴力を加える(身体的虐待)
  • ・相手に心理的暴力を加える(心理的虐待)
  • ・相手に性的暴力を加える(性的虐待)
  • ・相手から不当に経済上の利益を得ること(経済的虐待)
  • ・養育や監護放棄・無視など、相手に必要な 資源を提供しない(ネグレクト)
  • ・虐待とは定義されていませんが、高齢者自身が自己を衣・食・住・受療などの不適切な環境に追いやり、自己放任することで生命 や健康への悪影響を及ぼす状況に自分自身を追いやること(セルフネグレクト)

菰野町でも「虐待」は起きているのでしょうか?

菰野町でも、1年間で高齢者虐待が17件、児童虐待が16件、DVによるものが29件ほどの虐待と思われる相談や報告があります。

DVによる相談は当事者からのケースが多く、それ以外は、関係者や関係団体又は機関及び地域住民の方からのものが多くなっています。

このように、地域の皆さんの正しい理解と協力により、未然に又は深刻化する前に対応できることが望まれます。

高齢者虐待の場合で言えば、通報や相談の多くは福祉関係者(介護支援専門員・民生委員・サービス事業者)などから寄せられることが多く、次いで地域住民の方からの通報や相談が多い状況です。

虐待を防ぎ深刻化させないためにも、地域ぐるみの見守りネットワークが重要ではないでしょうか。

高齢者虐待防止法より

平成11年1月に「高齢者虐待防止法、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」が成立し、平成18年4月1日から施行されることになりました。法律第7条「養護者による高齢者虐待に係る通報等」の中で「高齢者虐待を受けたと思われる高齢者を発見した者は、当該高齢者の生命又は身体に重大な危険が生じている場合には、速やかに、これを市町村に通報しなければならない。」と記され、一般住民に対しても通報義務があることが定められました。

高齢者虐待発見の手がかりと対応ポイント

身体的な状況から・・・?
・体の不自然なあざや傷(古いあざと新しいあざの混在など)がある
・体に縛られたり拘束された痕がある
本人に事情を聞いたり継続的な観察を行い、危険なサインがないか確認する
心理的な状況や言動から
・話しをしていると、動揺して涙ぐむ
・何か聞かれたり答えたりする際に、そばにいる人の顔色をうかがう
信頼関係を築き、話しやすい状況を設定し、虐待者の前で無理に聞かない。

高齢者虐待への対応の仕組みの概要(フロ-チャート)

高齢者自身または住民などから町または地域包括支援センターへ情報があった場合、町または地域包括支援センターは事実確認や安全確保、関係機関との協議などを行い、地域での措置、裁判所への後見申し立て、警察へ立ち入り要請など対策を講じます。

社会福祉協議会の仕事(3)

高齢者の方がいつまでも安心して地域の中で暮らしていただくために

高齢者福祉支援事業

一人暮らし老人の集い

年1回、町内の高齢者の方々を招待し、1日楽しく過ごしながら交流する集いを開催しています。

ふれあい弁当

70歳以上の独居高齢者の安否確認を目的に、ボランティアが作るお昼弁当を希望に応じ1食200円で毎月2回〜4回配達しています。

介護者の集い

在宅介護を支援することを目的に、在宅介護者の方々を対象にリフレッシュ事業や介護技術の講習などの事業を行っています。

一人暮らし老人宅清掃サービス事業

独居高齢者の方が自分の力ではなかなかできない庭木の剪定や草抜き、また屋内清掃などを、中学生の奉仕作業活動の場としてコーディネートし、清掃事業を行っています。

中学生たちが竹ぼうきで剪定した枝葉を集めています。

高齢者自立支援事業

男性高齢者を対象に、食育と生きがい活動支援の一環として「男性料理教室」を開催しています。

料理教室の様子です。指導を受けつつ材料を刻んだり加熱したりしています。

いきいきサロン事業

地域毎に高齢者が集う「いきいきサロン」活動の支援を行っています

社会福祉協議会では、「高齢者福祉支援事業」として、高齢になっても、1人暮らしになっても、介護が必要な状況になっても、住み慣れた地域や家庭で少しでも安心して暮らしていただけるように様々な事業を実施しています。

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会員を募集しています

菰野町心身障害者

この会は、町内にお住まいの障害者手帳をお持ちの方々で組織しています。

障がい者の社会参加と親睦を目的に、旅行やボーリングなどの楽しい事業を行ったり各種研修へ参加しています。

障がいを持つ方が互いに理解し支え合い、楽しく安心して暮らせるまち作りをして行く・・・そんな仲間になりませんか?

〜こんな活動をしています〜

夏・冬の県外1泊旅行・ボーリングやグラウンドゴルフなどの様々なレクリエーション活動・障害別の交流や研修活動・「障害者の日」の記念事業・季刊紙や情報紙の発行など

菰野町母子寡婦福祉会

この会では、母子会員を募集しています。配偶者がいなくなった時点で、20才未満の子供を抱える母子が対象です。

子育てや生活の問題を、1人で抱え込んだり悩んだりしている方はいませんか?

一緒に語り合い支え合う友達の輪を広げませんか?

〜こんな活動をしています〜

[会員交流]
・1日旅行 ・会員交流旅行
[会員及びその児童生徒の激励]
・中学卒業生への記念品贈呈 ・小学生以下の児童へのクリスマスケーキプレゼント
[その他]
・けやき内の「喫茶しらゆり」の運営

菰野町心身障害者・菰野町母子寡婦福祉会に付いてのお尋ねは、菰野町社会福祉協議会まで

TEL:394-1294

FAX:394-3422

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子育てサロン3月

みんなで作ろう!地域の子育てサロン

育児がますます楽しくなるように子育て中のお父さん、お母さんの仲間作りを応援します!

子育てサロン日程(3月)
地区 日程 時間 場所
菰野(ヤッホー) 3月7日(金曜日)、19日(水曜日) 9時30分から11時30分 菰野コミセン
鵜川原(うきうき) 3月13日(木曜日)、26日(水曜日) 10時00分から11時30分 鵜川原コミセン
竹永(ふわふわ) 3月12日(水曜日)、28日(金曜日) 10時00分から12時00分 竹永コミセン
3月6日(木曜日) 10時00分から12時00分 竹永学童クラブ
朝上(きら☆きら) 3月6日(木曜日) 10時00分から11時30分 朝上コミセン
千種(あい・アイ) 3月5日(水曜日)、19日(水曜日) 9時30分から11時30分 農環センター

(コミュニティーセンター [略]コミセン)
※日程は変更される場合があります。また、持ち物についても防災無線でお確かめください。
※子育てサロンのお問い合わせは社会福祉協議会(電話394-1294)までお願いします。

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子育てChu!

〜子育てリレーエッセイ58 〜

寺本さん

結婚の遅かった私達は、「子どもは授からないかなぁ?」と思っていました。そんな私達の家に、最初に男の子が授かり、2年後にもう1人男の子が授かり、今では5才と3才になり毎日元気いっぱいです。上の子は外遊びや動く事が大好き。今は、鉄棒・なわとびにチャレンジ中。下の子もお兄ちゃんの真似をして、ボール遊びをしたり、「用意ドン!」と言って走っています。そんな2人ですが、本を読んでもらうのも大好きです。いつもは周りの人に元気に走り回っている姿を見てもらっているので、おとなしく聞いている姿を見ると「意外!」と言われることもあります。

この2人は、お兄ちゃんが保育園から帰ってくる夕方になるとグズグズです。甘えたくなるんでしょうね。わかっていても私の目はつり上がり、「やれやれ?」という感じで見ています。しかし、おやつを分けて食べたり、仲良く遊んでいる姿を見ると、うれしくなり、幸せな気分になります。

2人の姿を見ていて最近思うことは、「本当に兄弟?」と思うほど、性格が違うことです。上の子は慎重派。下の子はマイペース。姿はとても似ていても、やはり「1人ひとり違うんだな」と感じます。できるだけ比較しないで個性として見て、よい部分を伸ばせるといいなと思っています。

今まで、いろいろな方のお陰で子どもたちは大きくなりました。これからも全てのご縁に感謝し、毎日の生活を楽しんでいきたいです。

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2級HH資格取得者460名に

菰野町社会福祉協議会では、福祉人材の育成を目的に「菰野町訪問介護員(2級課程)養成講座」を平成13年度から実施しています。介護保険法が施行され、介護保険サービスや在宅福祉サービスを支える人材として、2級以上の有資格者がますます求められてきており、菰野町社会福祉協議会は、今年度までに約460名の2級ヘルパー有資格者を養成し、そのマンパワーの育成に取り組んできました。

社会では、介護マンパワーの不足から、海外からの介護労働力の輸入が検討されていますが、自分たちの町の自分たちの親や家族の介護を支えるためにも、あなたもこの町の福祉を支えるマンパワーとして、資格を取ってみませんか?

菰野町社会福祉協議会は、多くの職員が福祉の専門職である介護福祉士・社会福祉士の国家資格を有しており、これら有資格職員等が講師を務めることで、できる限りコスト軽減を図り、他の事業所よりも格安で受講していただくことができます。

平成20年度も2コースの講座開催を予定していますので、介護に関心のある方、資格を取りたい方は、菰野町社会福祉協議会実施の2級ヘルパー養成講座を是非受講してください。

詳しい日程や受講料などは、改めて本誌にてご案内いたします。

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温かい善意

下記の皆様から温かいご寄付を賜りました。寄付金や頂いた品はボランティア活動等の地域福祉活動等に活用させていただきます。

1月9日伊藤民義様(潤田)100,000円
1月11日松尾徹也様(竹成)300,000円
1月17日昭和63年菰野中学校卒業生
同窓会出席者一同様
17,435円
1月22日匿名30,000円
1月24日あゆみの会様100,000円
(わかば作業所へ)

社会福祉協議会(保健福祉センターけやき内)では、善意のご寄付をお待ちしています。ご寄付についてのお尋ねは、電話 394-1294までご連絡ください。

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