平成17年9月11日(日曜日)ふるさと館前に午前7時50分に集合して、中菰野駅から8時16分発の近鉄電車で伊勢に出かけました。
めぐみの会10名、ボランティア9名、職員1名計20名が参加し、3班にわかれて行動しました。 到着した五十鈴川駅にはエレベータが無く、階段を上下に自由に車椅子を運搬する、運搬機が駅に設置してありました。
到着後最初に全員で伊勢神宮(内宮)を参拝しました。
その後12時に自由行動として内宮駅前バス停で解散し、おかげ横町を各班ごとに昼食と買物をしました。
昼食は、それぞれがボランティアの人と相談して、自分の好きなものを注文して食べました、また、各家庭へのおみやげもボランティアの人と相談して、楽しそうに買っていました。
午後2時15分に内宮駅前バス停に集合し、中菰野駅へ午後5時05分に帰って来ました。
伊勢神宮・おかげ横町へ初めて行く子もいて、楽しいグループワ−クとなりました。
MI記
9月4日(日曜日)、菰野町などの主催で第17回菰野町社会福祉大会が町民センターホールで開催され、小雨模様の中でも会場は開会前からほぼ満員の盛況でした。
司会は社会福祉協議会の浅川さんの簡明なしっとりとした口調に手の会(小林さん、喜田さん、伊藤さん)の手話通訳もあって要領よく予定通り進行されました。
第1部の式典では開会のことば、君が代斉唱、主催者挨拶のあと、社会福祉に貢献のあった多勢の人や団体が表彰を受けました。来賓のお祝いのことば、表彰者のお礼のことばがあり、大会宣言を採択して終了しました。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
第2部は記念講演で、真屋順子・高津住男夫妻の「ありのまま そのままに生きる」と題してトークショーが行われました。交互に話しますから手話通訳も2名で交互です。
真屋順子さんは5年前に音楽会の司会中に脳内出血で倒れ、3ヶ月の入院後懸命のリハビリにより2年後から仕事に復帰。車椅子生活ですが夫の高津住男さんと各地で講演活動もされています。その体験を通じてのご夫妻の苦労された話しでしたが明るく話されて、ときにはユーモアを交えて会場を沸かせました。
特に倒れた直後の「三途の川を見た?、見ない?」のくだりでは「見たような 見ないような」の経験談を話され、会場は平均年齢が高いほうだけにみんな興味津々で聞き入っていました。
身体が不自由になっても年をとっても前向きに強く明るく生きる夫婦愛が感じられ、会場の人々に感銘を与えたトークショーでした。
![]() |
![]() |
(ITボランティアAKKI記 H17年9月
社会福祉協議会などの主催で8月20日・21日に尾高の「やすらぎ荘」に於いて第29回しあわせキャンプが開催されました。
参加者は、町内の障害者、高田短大と他の大学生、多数のボランティア、町の福祉課・社会福祉協議会職員の約100名が参加しました、多少の雨も有りましたが、一泊二日の楽しいキャンプが行われました。
7月7日(木曜日)1年生 8クラス生徒全員での福祉体験の授業があり、手話体験・車椅子体験・切手処理・けやき見学の4コースに分かれて体験学習をしました。指導は先生方のほか手話体験コースでは専門講師や通訳の人と町ボランティアの「手の会」の協力もあり、質問も飛び交って賑やかに行われました。
手話体験コースまずは皆さんの指導で、指と腕の動かし方の勉強からです。 ![]() |
2限目に入り、さっそく覚えた手話で自分の名前を紹介できて、みんなから拍手を受けました。 ![]() |
車椅子体験最初は車椅子の扱い方の講習です。車椅子の性能や扱い方の説明を受けています。 ![]() |
後ろ向きでゆっくりと!段差を上手く降りられるかな、一班5、6名で、介助する人される人を交代で体験。 ![]() |
切手処理体験慎重に切手を処理しています。上手にできるかどうかで価値が変わります。 ![]() |
けやき見学保健福祉センターけやきの見学へ自転車で出発。 ![]() |
普段の学習とは異なり、2クラス合同の大勢での体験学習でしたが、生徒のみなさんは和やかな雰囲気の中、興味深く積極的に学習していました。これを機会に高齢者、障害者への介助の関心を深めてくれることを期待します。
(ITボランティア akki記)
対象地区 | 菰野中学校区、八風中学校区 |
---|---|
活動参加者 | 中学生20名(菰野中10名、八風中10名)・教諭5名(菰中2名、八風中3名) 民生委員2名、ボランティア4名、町福祉職員1名、社協9名:計41名 |
25日の予定が、台風7号により延期、26日に実行されました。台風の余波で、強風でしたが晴天のなか、作業が行われました。
午前9時、A・B・Cの班に分かれ、町職員の挨拶、作業の説明を受け、現地に向かいました。
一人暮らしの老人宅は、草ぼうぼうで、どこから手を付けたら良いのかと思うほどでしたが、中学生の諸君、ボランティア、職員の方々のてきぱきとした作業で、見る間にきれいになり、庭園が作りあがったようになりました。
作業終了後、全員で昼食。「こんなおいしいお茶、おにぎりは初めて」「こんな楽しいことをして、喜んでもらえてもらえて嬉しいです」と感動していました。
(取材 三楽)
6月15日保健福祉センターけやきにて開催されました。
参加者は25名。会長の挨拶、スポーツ部長の説明の後、小さなサンドバッグを投げて穴に入れる「バッゴー」と「ペットボトルの手作りボウリング」に興じていました。
それぞれ三ゲームづつのトータルで点数を決め、成績により、優勝者をはじめ上位5名が昼食懇談会の後、表彰されました。
![]() ニュースポーツ「バッゴー」の競技。穴に入れば10点 |
![]() ペットボトルボーリング ペットボトルに砂をいれたピンを倒して1本1点 |
![]() 昼食懇談会 |
![]() 5位までに入賞された皆さん |
参加された皆さんの、笑顔がとても印象的でした。
急速な高齢化社会が進み、在宅における家庭介護が重要になり、平成17年度の介護講座〔昼間コース〕が、5月26日(木曜日)から7月7日(木曜日)に保健福祉センターけやきに於いて、菰野町社会福祉協議会の主催、日本赤十字社三重県支部の協力で開催され、15名の方が受講されました
日本赤十字社三重県支部の家庭介護教師の富内先生より、介助員養成講習のテキストにそって講習会が始まり、受講生の皆様が楽しくまた、真剣に取組んで見えました
1.講習会風景 |
腰痛を防ぐ体操 |
2.介護実習 |
|
ベッドメーキング |
ベッド上の移動と介護 |
〔M.I記〕
第19回菰野町ボランティア連絡協議会総会が、平成17年5月22日(日曜日)、けやきホールで開催されました。
約60名の出席のもと会長挨拶に続き、来賓の挨拶があり、議長、書記選出後、議事はつつがなく進行、今年は2年ごとの役員の改選期で新役員の選任があり、事業計画及び予算も承認され、総会は無事終了しました。なお、新役員の方々は次のとおりです。
会長 | 加藤 健一郎 | (おもちゃ診療所) |
副会長 | 吉川 春海 | (響きの会) |
会計 | 向江 悟 | (たんぽぽの会) |
幹事 | 河村 鈴枝 | (けやき友の会) |
幹事 | 伊藤 貴宮子 | (手の会) |
幹事 | 矢田 佐貴子 | (すたんぷ) |
幹事 | 高井 大匠 | (さくらの会) |
幹事 | 石塚 達也 | (オルゴール) |
続いて、菰野町ボランティア連絡協議会 会員 石塚 達也様による「パーッと前に出てみよう!ボランティア活動から気づいたこと」の講演が行われました。
![]() |
ご自身が在宅障害者でボランティアのオルゴールの会員でもあるその活動経験を通じたさまざまな人々との関わりの中で、将来への不安を抱きつつも交流と信頼で計画段階からチャレンジしていくことが活力を生むという、地域に暮らす障害者の社会参加や心のバリアフリーについて一人ひとりが心がけていく必要性を考えさせられるとても良い講演でした。 |
また、ご自身が中心となって立上げたプロジェクト、「とらい!愛知万博」への参加者募集がユーモアたっぷりに紹介されました。 | ![]() |
(「とらい!愛知万博」:実施日9月12日(月曜日)参加者打合せは6月3日(金曜日)詳しくはボランティアセンターまで)
「けやき」のデイサービスセンターを利用している吉田さんが百歳の誕生日を迎えてみんなから祝福されました。
吉田さんは明治38年(1905年)4月に8人姉妹の末娘として菰野町の音羽に生まれて100年間ずっと音羽で過ごしてきました。ご主人が病身だったため、内職をしたり、田植えの手伝いに行ったりと、働き者で通っていました。編み物が得意で、93歳になるまで模様のついた難しい編み物をしていたそうです。今は、長男さん夫婦と一緒に幸せに暮らしています。
95歳のときに大腿骨骨折で入院しましたが入院したのは後にも先にもこれだけというぐらいお元気です。百歳になった今でもとってもお元気で、足腰もしっかりしていますし、本が好きで今でも眼鏡なしで本を読んでいます。
けやきに於いて、平成17年3月、28・29・31日小中学生を対象に、催されました。
午前と午後2部に分かれて開催されました。参加者は午前/午後12名。矢田さんによる、難聴体験の話があり、それをかっこうの皆さんが要約筆記するのを見学し、その後、実技体験をしました。初めての体験でしたが、皆真剣に、早く字を書くことに挑戦していました。参加者の感想は、むづかしかったけど、楽しかったと述べていました。
参加者、12名。 聞こえないということはどんなことか、とか、聞こえない人と話す時の、心がまえなど、基本的な説明を受け、指文字の練習を体験しました。
参加者10名。 車椅子の扱い方の説明を受け、その後、屋外で、実技を体験しました。
3日間の、体験学習で、障害を持つ方たちを理解し、少しでも、福祉活動に関心と、協力が出来るように、成長してくれることを期待しています。
3月21日保健福祉センターけやきに於いて、親子防災クラブが開催されました。前日(3月20日)に福岡・佐賀県で震度6弱の地震があり、出席した11名の親子さんは、地震が起きた時の対応と地震体験車(震度6体験)について真剣に取組まれました。
乾パンクッキングでは、お手伝いして頂いた給食ボランティアの皆さんと一緒に乾パンチョコを食べて、楽しい一時を過ごしました。
防災紙芝居は防災一座の松永さん(社会福祉協議会)から地震仕組みと対応、阪神大震災のスライドを見せて頂きました。
その後、防災一座の松野さんから地震の時の対応で、机の下へ入ったりして実地指導をして頂きました。
乾パンクッキングは、防災一座の松野さんから、給食ボランティアの皆さんにお手伝いして頂いて、乾パンチョコクリスプと乾パンチョコナゲット作りを指導して頂きました。
地震体験車に乗ろう!は、実際に県の地震体験車に乗って、震度6のすごさを体験しました。 親子さんは、地震のこわさを実感してみえました。
(M.I記)
日時 | 内容 | 会場 |
---|---|---|
1月27日(木曜日) 19時30分から21時00分 |
| けやき福祉団体室 |
1月31日(月曜日) 19時30分から21時00分 |
| けやき福祉団体室 |
2月1日(火曜日)から25日(金曜日)随時 |
| 現地 |
2月25日(金曜日) 19時30分から21時00分 |
| けやきボランティアルーム |
上記スケジュールで男性向けのボランティアスクールが開かれています。
この中の1月31日男性ボランティア交流会に参加してきました。現役、講習者合わせて10人の参加者でした。
現役の参加者からは、サークル・グループの活動の現状、活動の様子あるいは活動の中での問題点などが説明され、講習者からはボランティア活動に参加しようとした動機などが話し合われました。
参加者の世代が極端に離れていなくて、リタイアに差し掛かった、または、リタイア直後の世代という環境も似ていることもあって、話題に事欠かず和気あいあいと交流が進みました。 現役のボランティアにとって普段の活動では女性の方が多くてなかなか打ち解けない方でも、男性同士で話すと気兼ねなく話ができ、こういった男性ボランティアの交流会もまたいいものだと感じました。
今回は講習会参加者と現役ボランティアの講習会ということで、ごく限られたボランティアの方だけでしたが、もっと広く男性ボランティアの交流会を開いてもいいのではないかと思いました。
2月中はいろんなボランティアグループのところに講習会の参加者が見学や活動参加をされますので、暖かく歓迎してください。
1月26日、保健福祉センターけやきに於いて、家庭料理を学び、受講生同士の親睦を深めることを目的として、殿方料理教室(男性料理教室)が開催されました。 受講生は、65歳以上の男性で、今回15名の参加でした。講師を勤めていただいたのは、鈴木純子氏(元県立高等学校家庭科教諭)です。
![]() 講師の先生から、献立と調理の仕方の説明をうけています。 |
![]() 調理補助をしていただくセンター給食ボランティアさん |
![]() 慣れない手つきで調理中 |
![]() 出来上がり。かき玉力にゅうめん、厚揚げと青菜のごま和え、五平もち いただきまーす。 |
![]() おいしいー、自分で作ったのは格別 |
料理は女房まかせの殿方が、「妻がいなくなったら困るから、今のうちに覚えておきたい。」と先生の指導に、熱心に耳を傾け、分担しながら、手際よく調理していました。ボリュームたっぷりのメニューに、受講者は満足気でした。次回は、洋食、中華料理と続きますが、料理作りを楽しんで頂くことを期待しています。
平成16年12月4日、老人憩いの家「やすらぎ荘」に於いて、「障害者の日」記念行事が開催されました。100名ほどの参加者で、会場は満員。
町長、会長挨拶の後、「めぐみの会」の活動経過と報告がありました。
窓外の紅葉を眺めながらの楽しい昼食交流会。ちょっぴりアルコールも入り、賑やかなひと時でした。 |
![]() |
![]() |
午後の記念講演。「こもの菊」の皆さんによる民話語り。菰野の民話を、演技も交えながら分かりやすく語ってくれました。 |
民話「お菊の池」のお話をして下さる、代表の加藤さん |
![]() |
![]() |
カラオケ。得意ののどを披露していました。 |
ボランティア及び社協の職員の方々お疲れ様。皆さんの笑顔に、励まされますね。
11月14日に第3回けやきフェスタが開催され、たくさんの方に来場していただきました。様々な形で多くのボランティアの方々や関係団体・企業の皆様にご協力頂き、ありがとうございました。
また、けやきフェスタ開催中に、ボランティアの皆さんにより、三重県9・29豪雨災害(海山町・宮川村の水害)と新潟県中越地震の被災者への災害義援金の募金活動を行いました。ご協力ありがとうございました。
オルゴールの皆さんによるエンディングの模様
1年生は、高齢者擬似体験を行いました。筋力、視力、聴力の衰えを体験する為に、サポーター・重り・ゴーグル・耳栓を装着し、階段昇降やトイレ使用体験などをしました。
他のグループは、車椅子介助体験をしました。
3年生は、点字・手話・朗読・要約筆記など、ボランティアの方から指導を受けたり、赤十字社のかたから、救命法の指導を受け、人形を使って気道確保、人工呼吸、心臓マッサージの体験をしました。
生徒は、普段の学習とは異なり、和やかな雰囲気の中、興味深げに熱心に学習していました。 これを機会に、高齢者、障害者への関心を深めてくれることを期待しています。
町民防災講座受講生さん
昨夜から天気予報は大雨を伝えている。大丈夫だろうか?という不安を抱きながら県庁からのバスに乗り込みました。バスには県内外から職種も動機もさまざまな30数名参加されていました。参加したみんなの思いは「少しでも被災者の方々の力になりたい!!」そんな意気込みを乗せたバスは一路海山町へと向かいます。
心配していた雨も思っていたよりは少なく「ちょっぴり安心」と思ったのも束の間で、現場に近づくにつれ目に写る景色が変化し始めたのです。皮がめくれた大木が田畑などに転がり、川辺に茂った草はなぎ倒され、道の両脇に建ち並ぶ民家等は運びだされた家財道具にようしゃない雨が降り付け、人々は雨に濡れながら泥だし等の作業におわれている様子に一層気が引きしまるのを感じました。
ボランティア受付に到着しバスの車中で編成されたグループに分かれ指示を待つこと40分、作業時間が限られているだけに長い時間でした。 支援に伺ったお宅で先ず目に飛び込んできたのが泥で汚れた高級車でした。その奥で家人がせっせと働いている様子で、声を掛けると奥さんが期待の眼差しを向けてくださり、その奥では旦那さん、息子さんが言葉すくなに土間の掃除中でした。土間の泥を出してからでないと家の中の片付けたものを出せないので数人の仲間がお手伝いすることになりました。
私は主婦という同じ立場から奥さんとともに玄関に出された衣類や寝具の整理をはじめました。整理と言っても成人の背丈ほどの水につかったものばかりです。しかも家人の方の歴史の詰まった物ばかり。いまゴミか否かなんて判断して整理できるものではないでしょう。 奥さんは「こういうのを残しておくと、今回のことを引きずることになるからと聞いて」と言いながら仕分けされていました。
玄関にあったほんの少しの物を片付けただけなのに容赦なく時間は来てしまい分かれる時の「もっと」と言いたげな目と、最初とは違って息子さんの明るく輝いた目に私たちも少しは役立てたかなと感じながらボランティアセンターに戻ると、雨は予報どうり激しさを増しやむを得ず私たちのバスは海山町を後にしたのですが、今日も泥にまみれた思い出を片付けながら身体をこわさずにいらっしゃるのだろうか。 私たちは被災地を離れれた時から日常に戻り当たり前のように暮らしています。どうか寒くなる前に少しでも以前の生活に近づいてほしいと願うばかりです。
自然の力の大きさ、恐ろしさを実感すると同時に人々の和する力の強さ、大切さを痛感させていただいた1日でした。
ボランティア連絡協議会 会長 向江 悟
9月25日、26日(土・日曜日)の2日間、ボランティア連絡協議会の県外研修として、事務局を含め15名の方(一部、26日のみ参加)が参加され、ボランティアに対す考え方を今一度見直そうと前向きに参加して頂きました。
第1日目は桃山学院大学社会学部社会福祉学科教授業の上野谷加代子さんを司会に迎えられ『湖国から広がる笑顔地域のきずな』と云うテーマで企業ボランティア・環境ボランティア・福祉ボランティアの各代表とのトークを元に笑顔で人と接し、人の暖かさ、思いやり、都会には無い、横のつながりの大切さを考えさせられました。終了後は、滋賀県に住む女性で結成する、フルートオーケストラ「湖笛(うみぶえ)の会」の皆さんによる演奏や女性合唱コーラス「栗東カレンヂュラ」&「彦根水すまし」の皆さんによる合唱で心がいやされました。 最後は「湖笛(うみぶえ)の会」と「栗東カレンヂュラ」&「彦根水すまし」の皆さんと会場の皆さんで、私の大好きな『琵琶湖周航の歌』を大合唱し、会場が一つとなり感動しました。
初日の行事は終了し、初日の第2部である菰野の皆さんとの交流会を大津の居酒屋で開催!!第二部では皆さん大きな声を出し合い!?ボランティアに対する考えや思いを語り合い、有意義な時間を過ごす事が出来ました。
二日目は、大津ブロックの各分科会に別れ、私は「障害児の余暇活動支援」を選択しました。滋賀県守山市のグループで主に知的障害児を持つ保護者が平成2年に結成された(守山市手をつなぐ会育成会)の活動報告で〜 保護者とボランティアで作るサマーホリデー 〜をテーマに報告して頂き、夏休みを主に守山市内の企業・大学・高校・中学校に学生の美術部でボランティアとして作成してくれたポスターを貼って貰いボランティアを募集、交通手段の無い人には送迎もする様、進めている様です。行政からは年間200万円の支援がある様です。又、保護者からは、ボランティアに対し1回/4000円の手当てを出す様です。
しかし、ボランティアさんとしては「お金目的でやっているのではなく保護者や子供達との関わりが楽しく、大切にしたく、何年も続けてくれるボランティアさんを育てたい」との気持ちが強く、その気持ちがお話の中で伝わって来ました。保護者の方は「自分の子供が障害を持っている事を苦に思っていない、子供のおかげで、色々な人と知り合う事が出来幸せに思っています。」とのコメントが有りました、保護者とボランティアの関係が親密に感じられました。これから私自身長くボランティアを続けて、色々な人との出会いを大切にしたいと思いました。
最後は、大津市民会館で有森 裕子さんの公演を聞き、高校時代はずうっと補欠で試合に出る事がなく、陸上をやめようと思った時に人との出会いで助言を頂いた事で自分の生き方を大きく変える事が出来たお話をして頂きました。有森さんのモットーは『自分の出来る事を、最大限の力で最後までやり抜く』。私達、ボランティアも同じように頑張りたいと思います。
来年は、熊本で開催されます。今回の様に大勢で行くのは無理かもしれませんが、『火の国、熊本』でボランティアの火を燃やしましょう!
ボランティア連絡協議会 河合さん
私は社会福祉協議会のボランティアに登録して20年になります。その間に友愛訪問活動や各種のイベントに参画し、たくさんの障害者の方々と出会った中でボランティアとは社会奉仕に積極的に参加し、その体験を通じて自分の感性を高めるなど自分作り(自己向上)につながるという事と感じております。
今回の新潟県・福井県豪雨災害のニュースをテレビや新聞で見て、一日も早く現地に飛んで行き何かお役に立てたら良いなと感じたのは私だけではなかったのではないでしょうか。
そんな時にボランティアグループの会長さんから「三重県発!ボランティアパック」のFAXを頂き早速申し込みました。7月29日(木曜日)バス1台に県内各所から集まった44名のボランティアと一緒に乗り込んで、一路福井県今立町へと出発しました。バスの中は平日にもかかわらず青年達の姿が多く見受けられ、自己紹介を通じ意気が上がりました。
今立町のボランティアセンターに10時に到着し、スムーズに受け付けも完了し、山間部の現場へと向かいました。
現場で住宅崩壊の様子を見てみると自然の力のすごさに唖然としました。被害に遭われたMさん(80歳)は休憩時間に避難された当時の様子や、いざという時に備えていたことを話してくれました。「不幸中の幸いで災害が起こったのが昼間であったために死者が少なくて済んだ。町の防災講習会などで教えていただいた事を守り日頃から実践してきたことが役に立った。」など話されました。
Mさんのお話から学校、職場、各種会合などで研修を行い町民一人ひとりが防災意識をもつ事が大切だと感じました。
最後に被災地域の皆様の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。 お世話になりました関係者の皆様ありがとうございました。
防災ボランティア 安沢さん
三重県主催の「防災ボランティアコーディネーター養成講座」を7月の上旬から受講していますが、折りしも新潟県と福井県で豪雨災害が発生し、沢山のボランティア活動が待たれる事態となったのです。 バスでの被災地支援活動の参加要請がありましたので応ずる事にした訳ですが、兼ねてからボランティア運動に加わってお手伝いしたいと思っていただけに「渡りに舟」でした。
私は第2陣として7月29日被災地の一つである福井県今立町に降り立ちました。 菰野町でいえば榊地区のような山間の静かな所です。
現地での作業は「土のう作り」と「土のう積み」でしたが、体力には自信があるものの、暑さとの闘いが一段と厳しいものとなりました。女性も男性に混じって同じ作業をした訳ですから、さぞその過酷さには苦しんだ事と思います。その奮闘に頭が下がりました。
一人では小さな力ですが大勢で力を合わせると想像を超える力になる事を体験できたのです。42名のメンバーはチームワークよろしく1日の作業を終えて帰路につきました。 一つ心残りであったのは「どうせ行くのであれば3日間ぐらいは連続で作業できたら」という事です。
8月21日・22日「やすらぎ荘」に於いて、多数のボランティアの参加により、総勢122名で「しあわせキャンプ」が行われました。
ホールにて開会式の後、6グループに別れ、「夕食食材争奪戦」のゲームを行いました。肉類、野菜、デザート等をグループ代表数名がジャンケンで獲得するのですが、「牛肉!!」「トマト!!」「チーズはやめ!!」など声援が飛び交い、雰囲気が盛り上がりました。 |
![]() |
うす曇りで、快適な大自然の中、ブロックでかまどを作り、薪を焚く人、野菜を切る人等々、みんなが協力してカレーライスを作りました。 |
|
![]() |
![]() |
周囲が夕闇に包まれる頃、広場に集まり、みんなの歌声に導かれるように「八風神」と言う火の神様が現れて火がつけられ、キャンプファイヤーが始まりました。赤々と燃える火を囲んで、たんぽぽ、オルゴール等のボランティアによる歌、ゲーム、踊りなどで楽しいひと時を過ごし、続いて「しあわせキャンプ」の文字に火が灯され、歌声とともに退場しました。 |
|
![]() |
![]() |
朝食後「森のクイズラリー」が行われました。ポイントごとに書いてあるクイズに答えたり、笹の葉で笹飴を作ったりして、さわやかな森の中を散索しました。 最後に、すいか、なし、ぶどう等盛り沢山のフルーツを食べ、全行程終了しました。参加者は、「キャンプファイヤーが良かった。夜も眠れた。楽しかった。」と感想を述べ笑顔で帰路につきました。 |
|
![]() |
![]() |
今年もしあわせキャンプに参加させていただきました。豊かな自然に囲まれた中、ボランティアさんと障害を持った方々とが、食事作り、キャンプファイヤー、レクリエーション等あらゆるプログラムの中で、笑顔絶えることなく充実したひとときを過ごすことができました。そして集団生活を送ることで規律性を身に付け、人と関わり合うことの大切さを学ぶことができたのではないでしょうか。このような機会を機に、障害を持っている方々に対する理解を今まで以上に深めていけたら良いと思います。
オルゴール 野崎さん
7月29日「三重県ボランティア情報センター」が企画された「ボランティア・パック」のバスで出発し今立町ボランティアセンターに44名のボランティアとボランティアコーディネーター3名が入り、その後現場である柳の村に向かいました。
現場は災害復旧途中、豪雨災害の爪あとを自分の目でみて恐ろしさを感じました。コーディネーターの指示により5班に分かれ、マスクなどして汗だくになりながら昼食をはさんで「土のう」作りを14時過ぎまで行ないました。(2次災害・家屋への浸水防止用)
土のう作りは初めての体験で道端に積まれた臭い泥土、石ころ、木片等を土のう袋に詰めて縛り、指示された場所に一輪車で運び積み上げていく作業です。大変疲れましたが全員すがすがしい笑顔でした。被災地域の方々に喜んでいただきお役にたてたことは本当に嬉しかったです。今回体験した「土のう」の重さを一生忘れないようにしたいと思います。
ボランティアセンターで対応してくださった地域の方々の暖かい気持ちにも感動しました。また、参加された皆様の熱い心に触れ、今後も機会があれば是非参加したいと思います。自分の住んでいる地域で災害がおこったことを考え、普段から緊急事態に備えての地域防災をみんなで考えることが大切であると痛感しました。
防災ボランティア小林周平さんより
午前の部は、低学年の親子18組46人を対象に、社協松永氏と、防災一座の方々により、地震の恐ろしさや、地震が来たら、頭の上に何かをのせる、机の下にかくれるなど、防備の仕方を分かりやすく話されました。 また、卵の殻をガラスの破片に見立てて床にばら撒き、その上を歩く危なさや、起震トラック・体験くんでの、震度6直下型地震の体験をしました。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
午後は、高学年親子17組43人を対象に、地震についての話や、体験くんでの地震体験の後、調理室で、防災クッキング(バナナトライアングル)を作り、試食しました。 子供たちは、「楽しかった」と喜んでいましたが、親たちは、「本当に地震が来たら、どうして良いかわからないので、今日は良い勉強になりました。非常食を食べなくてもいい日が、いつまでも続くことを祈っています」と述べていました。 |
![]() |
絵本大好き!おはなし大好き!のちびっこ達が、お家の人と一緒にけやきに集合。まずは「おはなし隊」隊長とボランティアの松岡さん の絵本と紙芝居を、運動指導室で見ました。40組の親子が参加し夏休み中のお兄さんやお姉さんたちもいて、楽しいお話に目がきらきら輝いていました。 |
その後、芝生広場のおはなし隊のトラックに移動。並んでいる沢山の絵本のなかから好きな本を選び、テントの下や木陰で読んでもらっていました。 |
![]() |
![]() |
暑い日だったのですが、お母さんと子どもの会話がはずんでいて、賑やかな芝生広場でした。 |
菰野中学校の生徒10人、八風中学校の生徒12人、ボランティア4人が参加して、総勢49人で4軒の独り暮らしの老人のお宅の「清掃奉仕作業」が行われました。女の子達は、家の中の大掃除、男の子達は機械で刈り取った草や木の後片付けと、一生懸命に働きました。
普段はおばあちゃん一人で手が届かなかった所もみちがえるほどきれいに。生垣もきれいに刈り取られてすっきりしました。台風で傾いていた杉の木も切り取られてきれいになりました。
当日は大変暑い日だったにもかかわらず、みんな元気いっぱいで作業に取り組んでいました。暑い中、本当にご苦労様でした。(記事:KEN)
私はボランティア活動を始めてまだ経験が浅いので、他のみなさんに少しでも追いつこうと、今回「ボランティアアドバイザー」の講習会に参加してみました。
すでに30人以上がボランティアアドバイザーとして活動中だそうですが、今回の講習会は8人の参加です。参加者の皆さんはいろんなところで活躍しているので、どこかで見かけた方ばかり。すぐに打ち解けてしまいました。講師は、ボランティアの皆さんには顔なじみの社会福祉協議会の松永さんです。
講座を受けて(とは言ってもまだ半分ですが)、ボランティア活動の大切さを再認識し、さらにはいろんな人や組織と大きなネットワークを作っていかないと活動がうまくいかないものだと感じました。これからも、いろんなところへ首を突っ込んで行こうかナ、と思います。
6月24日、千草公会所いきいきサロンで防災についての話と、防災食の試食会が開催されました。
まず、地震のメカニズムが説明され、阪神淡路大震災の被害状況を参考に、予想されている東南海地震の規模、被害に備えての準備、対策など身近な問題として分かりやすく話をされていました。 松永講師の、ユーモラスな話し方に参加者は時には笑い、時には驚きの声を上げ、何度もうなずきながら真剣に聞いていました。特に、「災害に備え、普段から隣近所の人と仲良くしておきましょう。」と言われたのには、大きくうなづいていました。 |
![]() |
![]() |
話の後、防災食の、パンの缶詰の試食があり「ケーキみたい」「おいしいね」と舌鼓を打っていました。 |
皆さん「こもフレンズ」という会があるのをご存知ですか?私は、そこでボランティアをしています。 四日市保健福祉部、精神障害者デイケア「金曜会」が母体で、菰野地区の利用者のために、昨年6月に立ち上げた会です。 現在利用者は6〜7名と少ないですが、毎週水曜日に、いろいろ企画をたて(絵画、ソフトバレー、散歩、ゲーム、etc)楽しく過ごしています。何でも話せて、安心できる場を提供するように心がけています。
(写真は、5月12日のソフトバレーです。)